学生のDさん(20歳)に突撃インタビュー!

落ちていく単位、そして悪循環からの脱出

── 初めまして。本日インタビューさせていただく長尾です。よろしくお願いします。

よろしくお願いしますっ!

── なんだか元気ですね(笑)なにか良いことでも?

えっ、いやいつもこんな感じですよ(笑)
周りからは「元気すぎてうるさい」って言われます!

── その気持ち、わかります。Dさんは学生だそうですが、大学生?

そうです大学生です!
○○大学に通っていて、○○○の勉強を……

── そこまで詳しくお話しいただかなくても大丈夫ですよ(笑)風俗業界で働こうとおもったきっかけは?

私、1年生2年生のうちにできるだけたくさんの単位を取っておく計画だったんです。それで授業を朝から夜までびっしり履修していて。
もちろんバイトもしなきゃならなかったので、19時から24時くらいのバイトを週4で。

── 体力的にも、しんどくないですか?

そうなんです。バイト終わって家に帰って、そのまま寝て……朝起きてまた学校に行く。
そんなんだから、悪循環。

── 悪循環?

はじめのうちは授業をしっかり聞いていたんですけど、だんだんと疲れのせいか集中力も無くなり、ついていけなくなった授業は諦めて切っちゃう。
切った授業だけでなく、全体的にかなり単位を落としましたね……。今年の前期も、また基礎の科目を落としちゃいました。
1年生のうちに取っとかなきゃいけない授業なんですけどね。
来年は頑張ります(笑)

── それで、風俗のアルバイトを探したということ。

はい、私にとって「時間」がいちばん大事だったので。
できるだけ短い時間、日数でしっかり稼ぎたい、それは風俗しか無い!っておもったんです。
だから、出勤日数もあまり多くないんです。

── ということは、贅沢しているかんじでもないんですね。

そうです! 生活とか学業に必要なぶんだけ、確実にしっかり稼ぐ。時間に余裕もできたんで自炊したりお弁当作ったりしてます。
以前は外食やコンビニが多かったかな。

プライバシー保護とは顔を隠すだけではない

── 勉強のほうは。

まあそれは、ぼちぼち(笑)最近は授業もしっかり出ていますし、このままいけば後期の単位は今まででいちばん良い成績だとおもうので楽しみです!
教科書もしっかり全部買いましたし!

── 教科書、買わなかったんですか?

生活のことを考えると、少し我慢しようかなあって。
授業のときは友達に見せてもらったりコピーしたりしていたんですけど、結局……教科書持ち込み可の試験でなにも書けないっていう(笑)
あと、勉強のためにiPad買いました!

── しっかり勉強しましょうね(笑)あと気になるのは、身バレ顔バレの不安はありませんでしたか?

私は北海道外の出身なので、正直あまり気にしていなかったんですよね。知ってるひとも来ないだろうし。
珍しいって言われますけど。

── でも、学生のお客さんもけっこう来ますよね。

はい。
なので、スタッフさんが気遣ってくれて「もし同じ大学のお客さんが来たら付けないからね」って言ってくれますし、若いお客さんだと念入りにモニターチェックさせてくれるので安心してます。

── ネットだと、道外でも見られますよね。

それもあまり心配してません。
顔はある程度隠してもらえますし、なにより……いつもの私じゃ考えられないような衣装で撮影してもらえますから(笑)
これが○○だ、って気付くひとはいませんよ絶対!

── ちょっといま本名がこぼれましたけど(笑)

やばっ、ちょっと緊張感が足りないですね!
そっちのほうが心配かも(笑)

人生は効率良く。学べる機会を棒に振ってはならない

── では最後に、学業とアルバイトの両立に悩んでいる学生のかたへのメッセージをいただけますか。

はい!
私がそうなんですけど、ものすごく頑張ろうっておもっている子って履修届を目いっぱい埋めて、就活の費用もためておかなきゃってたくさんバイトして、結局いちばん大事な学業がうまくいかなくなっちゃうんですよね。
でも……そういう人こそ安い時給で長時間はたらくんじゃなくて、さくっとね、短時間で必要な額を稼いで。
そのぶんしっかりと学校に行って勉強しないと。せっかく入った、入れた大学だし……なんかうまく言えないけど。

── いや、よくわかりますよ。しっかり卒業しなければいけませんからね。

はい!

── 目標、この仕事をする上でのゴールみたいなものは?

就活の費用とか、帰省のお金とか、あと卒業後の安心?のための貯蓄かなあ。はっきりと金額を決めたりとかはしてないです。
夏休みや冬休みは出勤を増やして、旅行でも行こうかななんておもったりしてます。たぶん卒業まで在籍し続けるんじゃないかな。
こんなに融通のきく、じゃなくて、融通をきかせてもらえる?(笑)バイトはほかにないですからね!

あなたの勇気ある一歩、ラブファクトリーに応援させてください

お問い合わせはこちら