お忙しいところ、お時間いただきましてありがとうございます。

いえ、こちらこそなかなか時間がなくて。
おまたせしてすみません。

以前から、インタビューしてみたいと思っていたんです。

そうなんですね、でもなんで私に？（笑）

昼職とラブファクトリーのバランスと言うか、どちらも真剣にやられている印象でしたので、その両立について聞けたらなと。

なるほどですね。
確かに、どちらも頑張ってるつもりです（笑）
昼間は美容関係の仕事をしているんですが、たとえば収入に不満があるとか、仕事環境が嫌だとか、そういうのは全く無くて。
正直なところ、ラブファクトリーで働かなくても生活はできます、十分に。

ではなぜ、夜はラブファクトリーで？

今はスタッフとして働いていますが、やっぱりこの業種は独立して自分のサロンを持ちたい、というのが普通なんです。
いろいろと切り詰めて、やっとの思いで独立するかたもいますが……いや、そのほうが多いのかな。
私の場合は生活自体を楽しみたいですし、おしゃれな生き方をしたいから、節約みたいなのはあまり、したくない。

無駄遣いとかでは、ないんですね。

もちろんです。
単純に、「綺麗になりたい」と思って行ったサロンの担当者が貧乏くさかったら嫌じゃないですか？（笑）

たしかに（笑）

昼職のほうにそれだけ力を入れていて、でもラブファクトリーの出勤も少ないわけではないですよね。
大変じゃないですか？

体力気力は自信あるんですけど、たぶんそれだけではなくて。

と言うと？

仕事の内容も、環境も、正反対だと思ってるんです。
昼間は、女性を相手にした仕事ですし、同僚とわいわいしながら働いてるって感じなんです。
ラブファクトリーは当然男性相手ですし、他の女の子と顔を合わせることもなくて、自分だけの時間も取れる、って。

なるほど、切り替えのような。

切り替えと言うか……どちらか片方のストレスを、もう片方で解消してる……みたいな？（笑）

稼ぐことだけでなく、働きかたについてもバランスをとるのが上手いんですね。

たぶん、どちらも好きなんだと思います。
本来の仕事については資格を取ったり、研修を受けたり、そういうのにやりがいを感じていますし。
ラブファクトリーでも、接客内容をもっと良くしていきたい。
マ○トの講習も受けて、できるようにならないと。

向上心。

そうですね。
基本的に、そういう気持ちが強いタイプなんだと思います（笑）

ちなみに、ラブファクトリーでの仕事って、向いていると思いますか？

そうですね、向いている……かどうかはわかりませんが、楽しんで働けてると思います。
日頃、女性客を相手に鍛えてきた接客テクニックとか、美容に気遣っているところなんかが、ここでの仕事に活きているのかな。

話しかたや雰囲気の柔らかさ、というのを感じます。

無理してやってるんじゃなくてね。

「板についている」という印象です。

そう考えると、どちらも「普段どおりの私」なのかもしれないです。
こうやっておしゃべりするのも好きですし、ひとりになって引きこもるのも好きだったり（笑）

コミュ力が高いふうに見えますが、引きこもることもあるんですね（笑）

あんがい、ひとりの時間は大切にするほうなんです。
ラブファクトリーで働く前は、毎月の目標額を稼ぐために昼職のシフトを増やしたり、残業したり、バイトしたりと大変だったので、あまり「ひとりになる時間」が取れなくて。
今は時間的な余裕ができたので、まる1日休み、となったらずーーっと引きこもってます（笑）

目標の貯金額を達成したら、やめてしまう？

はい。
しばらく先まで「毎月いくら」の計画を立てていて、予定通りだと20代のうちに卒業できる計算。

卒業ということは、

独立です！
そっちのほうも計画はしっかり立てていて、……夢が叶うと思うと楽しみです。

もう会えなくなると思うと……僕は寂しいです（笑）

ぜひ、綺麗になりに来てください（笑）