テンポよく仕事をすることで、楽に仕事できるというワザ
── こんばんは。インタビュアーの長尾です。
はじめまして、今日はよろしくおねがいします。
インタビューなんて、なんだか恥ずかしいですけど(笑)
── 気楽にお話しいただいて大丈夫です。あとでカットもできますし(笑)
ほんと、お願いします(笑)
── では早速。Kさんは、先ほどスタッフのかたから聞いたんですが、月のお給料が200万円を越えたことがあるそうですね。
はい!
めっちゃ頑張りました。遅番メインだったんですが、時間のある時は朝から出勤させてもらって、あまり休憩も取らずというかんじで。
── それって、けっこう大変だったんじゃないですか?
まあ大変は大変ですけど、時間が空いて暇になったりするよりは、あっという間に1日が終わる、というかんじですね。
もちろん、疲れたときは少し長めに間隔をとってもらえるし、逆にスタッフさんから「もういいの?」って心配されたり(笑)
── 確かに、心配になっちゃいますよね。
あと、本指名でロングコースのお客さんが多いので、1人の接客の間にリラックスできる時間もあったりします。
毎週のように会いに来てくれるお客さんだと、あ、別に手を抜いているわけじゃないですよ、気が楽というか。
お風呂入って寝るだけ、みたいなときも結構あります(笑)
遠回りのようで実は近道、本指名の獲得
── 本指名が重要、ということ。
はい、本指名のお客さんだと「自分を気に入ってくれている」という安心感もありますし、なんというか、探り探りじゃなくていいというのがとても助かりますね。
あと、基本的に前日までの予約のかたばかりなので、1日のスケジュールが立てやすいというところも重要です。
── なるほど。まあその、Kさんのルックスってアイドルみたいで、それは人気出るだろうな、と
いや、そんなに可愛いほうではない、って自分では思っています。
── うーん。
業界にしても、ラブファクトリーにしても、私より可愛い女の子ってたくさんいるんですよ。
最初の頃は、確かに……「まあまあ可愛いし大丈夫でしょ」って思ってたときもありました。
ネット指名もけっこう多かったですし。でも、
── でも?
本指名がぜんぜん無かったんです。
なので、毎日初めましてのお客さんばっかりで、それなりに稼げるし指名バックもあるとはいえ、精神的に疲れましたね。
── なるほど。ということは、本指名を増やすためになにか、頑張ったとか?
はい、そのとおりです。
接客の内容、とくに会話だったり雰囲気作りだったり、私のことを好きになってもらえるように、って思いながら。
「相性がいいな」と思ってもらえたら、勝ちです(笑)
── その他には?
まだまだありますよ。
やっぱり今はネットでの集客が大切ですから、写メ日記をがんばること。
まだ会ったことのないお客さんには、私のセールスポイントをとにかくアピール。期待してもらって、その期待を、
── 裏切らない(笑)
そうです(笑)
あと、お礼日記もできるだけ、次の来店につながるよう工夫してます。詳しくは秘密ですけど(笑)
── 秘密ですか(笑)
教えません!(笑)
ただ、とにかく面倒くさがらずに日記を更新することで、あとあと楽になってくるよ!とだけ(笑)
あともうひとつ、接客の準備時間をできるだけテキパキと、テンポよくやることですね。
自分自身の時間の流れを早く、というのもあるんですけど、せっかく予約して来てくれたお客さんをあまり待たせたくないですし。
── ああ、お客さんは早く会いたいでしょうし。
それもそうですし、「私も早く会いたかったよ!」って思ってもらいたいので。
── あーそれ、ハマっちゃうのわかります(笑)
でしょ(笑)
達成感、あるのかないのか
── Kさんが200万円を達成したときって、どんな感想というか、どういう気持ちでしたか?
そうですね、あまり実感がなかったというか、日払いなのであとから教えてもらって「そうだったんだー」って。
── 通帳の数字とかは気にしないタイプ?
や、通帳というか、毎日けっこう派手に遊びに使ってたので(笑)
なので、仕事もあっという間、遊びもあっという間で、気づいたら1ヶ月経ってた、ってことです。
── なるほど。では貯金もそんなに?
貯金もしてますよ。遊ぶのは好きですけど、生活は普通ですから。
贅沢しませんし、ちゃんと自炊したり節約したりもします。
── 失礼しました。
なんていうか、これだけ稼げちゃうと、金銭感覚がおかしくなってしまわないようにっていうところもあるんです。
なので将来、辞めたときに普通の生活ができるようにって、そういうことかな。
── でも、○○○(お店の名前)には……?
行く(笑)